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11月にリリースするセカンドフルアルバム「Eleven plus two / Twelve plus one」の詳細発表!そして本日より、アルバム収録曲「ミツビシ・マキアート」の先行配信開始!

11/25(水)に全13曲入りのセカンドフルアルバム「Eleven plus two / Twelve plus one」をリリースします!!

コンセプトは"ヘルシンキの過去から現在、そして未来”!

"過去・現在盤”(M1~M6)はHelsinki Lambda Club結成当初の大きな影響元であったガレージロックを軸にしたシンプルでエネルギッシュなバンドサウンドがメインの構成。"未来盤”(M8~M13)はファンクやソウルなどのブラックミュージックの影響が色濃く出たものから、エレクトロな打ち込み、マッドチェスター的なものからTame Impalaなどの現行アーティストからの影響など、様々なリファレンスやアイデアが詰め込まれたジャンルレスな構成になっています。

また、今回バンド初となる海外マスタリングをロンドンのMetropolis Masterlingにて、Lana Del ReyやPublic Access TV、Porridge Radioなどを手がけるFelix Davisを起用!

アルバムのアートワークは、CD-R付きTシャツシングル「Good News Is Bad News」から引き続き、Dan DeaconやEzra Furmanなどのジャケットを手がけるスペインのイラストレーターCristina Dauraの描き下ろしです!

CDの初回生産仕様として、10inchサイズのジャケット仕様で販売しますので、ご予約は忘れずにお願いします!

アルバムリリースに先駆け本日より配信開始した「ミツビシ・マキアート」は、本アルバムの1曲目に収録されている楽曲で、"過去から現在までのヘルシンキ"というコンセプトのもと、FidlarやWavvesなどのガレージパンクの要素を惜しみなく素直に表現した楽曲!

「ミツビシ・マキアート」先行配信

なお、今後もアルバムリリースまで以下のスケジュールで先行配信を行う予定です。

【先行配信日】

2020年

09月02日(水):M-01 「ミツビシ・マキアート」

09月23日(水):M-09 「IKEA」

10月14日(水):M-12 「Happy Blue Monday」

11月04日(水):M-11 「眠ったふりして」

※11/25(水):CDリリース&全曲配信開始

以下アルバムについてのコメント。

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<橋本薫(Vo/Gt)によるコメント>

11/25に我々のセカンドフルアルバムが遂に発売されます。当初は夏を予定していましたが延びてしまいごめんなさい。ただ、延びたことによって当初のアルバムの青写真とは異なる作品へと変貌を遂げました(もちろん更に良い方に!)。アルバムのコンセプトとして、過去から現在のヘルシンキ、そして未来のヘルシンキというものがあるのですが、更に今この時代に肉薄した感じが出たり、未来を見る角度が変わったりという変化がありました。音楽は、表現は不思議な世界です。抽象的な話ばかりですが、通して聴いていただければきっと少しはわかってもらえると思います。

先日のクアトロからの配信ライブ然り、こんな状況ですが我々はとても前向きな気持ちであらゆる制作に取り組み、日々をサバイブしています。いつも本気で作曲はしていますが、今まで以上に地に足着いて、真っ直ぐな眼差しでこの作品を沢山の人に届け愛してもらえるように様々な計画をしています。11月まではちょっと時間がありますが、発売日までに楽曲も少しずつ解禁していきますし、喜びやワクワクを皆さんと共有できるような体験を用意していこうと思っていますので楽しみにしておいてください!

そしてほんとにほんとに大事なアルバムなので、もし気に入ってもらえたらこれを拡げていくお手伝いを皆さんにもしていただけたら幸いです。引き続きよろしくお願いします!

橋本薫(Helsinki Lambda Club)

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<アルバムに寄せて>

「Helsinki Lambda Clubと行く、マジカル・サウンド・ミステリー・ツアー」。前回のフルアルバム「ME to ME」から約4年ぶりのリリースとなった今回のニューアルバム「Eleven plus two / Twelve plus one」は、そんなキャッチコピーでも付けたくなる様な、彼らの音楽的な懐の大きさや先鋭性、そして「バンドの未来」を感じさせる、これまでに無く実験精神と冒険精神溢れる意欲作だ。

過去にLana Del Rey、Public Access TV、Porridge Radioなどを手掛けたFelix Davis(Metropolis Mastering, London)をマスタリング・エンジニアに起用するというバンド初の試みが行われた今作、00年代初頭のガレージロック・リバイバルや90年代前半のUSオルタナティヴ / インディーロックという彼らの原点を基礎としつつ、80年代のニューウェイヴ / エレクトロポップ、ファンクやヒップホップ、パンク、サイケロック、バロックポップ、エレクトロ・ディスコ、ブリットポップ、ドリームポップ、更には00年代終盤~10年代初頭のテムズビートやブルックリン・シーンまで、過去現在、様々な時代を彩ったエポックメイキングなサウンドを大胆に導入しており、バンド史上最も実験的で、カオスなまでに雑食でバラエティーに富んだ音作りに仕上がっている。

なんて言い方をすると、凄く雑多で取り散らかったアルバムという印象を与えてしまうかもしれないが、いやいや、そこは彼等のセンスの見せどころ!バンドのストロング・ポイントとも言える、一筋縄ではいかないが人懐っこいまでにポップでキャッチーなメロディーと、「?」を残しつつも自然に口ずさんでしまうくらいにフックと中毒性のあるリリックが、多様性に満ちた楽曲群に統一性をもたらし、バッチリ「Helsinki Lambda Clubなサウンド」にトランスフォームさせてしまっているのだ。

サラッと言ってしまったけど、これって実はそう簡単には出来ない事で、言うなればこれまでに海外に飛び出し、ワールドワイドな評価を得てきた日本人アーティスト達が持っていた、日本人ならではの絶妙なバランス感覚のサンプリング&エディット・センスとポップ・センスが成せる技なのだ。そう、Helsinki Lambda Clubにも確実にそれらが備わっている事がこのニューアルバムで証明されたと言えるだろう。

「今すぐに海外に飛び出すべき」。彼等の楽曲に触れ、そのライブ・パフォーマンスを観る度に思っていた。今までは何となく直感でそう思っていただけだが、この新作アルバムを聴いて「何となく」は「確信」に変わった。彼等のリミットレスな音楽性、ポップネスとクリエイティブさは、もう世界を相手にするべきレベルだ。

大袈裟でなく、このアルバムはHelsinki Lambda Clubのキャリアを大いに飛躍させるはずだ。日本国内は勿論、海の向こうにいるポップ・フリーク達にも是非届いて欲しいと心から思う。いや、絶対に届くはず!数年後、世界中のファンが言っているかもね、「このアルバムがきっかけだったね」と。

オナガ・リョウヘイ(Rimeout Recordings)

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<マスタリングエンジニアコメント>

"I really enjoyed working on this album. To me it sounded like a Japanese take on modern New York Indie Rock in the vein of The Strokes and Public Access TV. There were an eclectic collection of styles with huge basslines as well"

Felix Davis @ Metropolis Mastering, London

このアルバムのマスタリングは楽しみながら作業出来たよ。ザ・ストロークスとかパブリック・アクセス・TVみたいなモダン・ニューヨークのインディ・ロックみたいなサウンドでベース・ラインもカッコいいんだ。

フェリックス・ディビス

メトロポリス・マスタリング(ロンドン)

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<商品情報>

アーティスト:Helsinki Lambda Club

タイトル:Eleven plus two / Twelve plus one

発売日:2020年11月25日(水)

品番:HAMZ-008

価格:<CD> 3,000円(税抜) / <ダウンロード>2,400円 ※単曲250円

仕様:初回仕様あり(10inchジャケット仕様) ※初回仕様が無くなり次第通常盤に切り替わります。

JAN:4514306017298

レーベル:Hamsterdam Records / UK.PROJECT

<収録曲>

01 ミツビシ・マキアート

02 Debora

03 それってオーガズム?

04 Good News Is Bad News

05 パーフェクトムーン

06 Shrimp Salad Sandwich

07 Mind The Gap

08 午時葵

09 IKEA

10 Sabai

11 眠ったふりして

12 Happy Blue Monday

13 you are my gravity

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